開かずの神社

誰もいなさそうなので投下します。 現在進行形の話のためオチはないです。 職場の近くに開かずの神社があります。 お寺の敷地内にある神社で、神社とお寺の入り口は別々になっていて、お寺の門と神社の鳥居が横に並んでいる形なんですが、お寺は普通に開いてるのにも関わらず、神社の方は鳥居の下に門が取り付けられてていつも閉まっています。 家とは反対方向だからしょっちゅうは通らないんだけど、たまに前を通る時には妙に目に入ってくるのです。 バスに乗って下向いてスマホいじってても、何....
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傘を借りる

俺はもういわゆるおっさんやけど、20年位前の話。 俺は高校一年で、親友も同じ高校で、いろいろアホしてたんやけど、彼にも彼女ができまして、色々のろけ話を聞いてました。 まぁそんな平穏な日々が続いてたんですけど、ガキの事ですから彼女との喧嘩もあったりして、なんか別れ話とかなった。 相談はされてたんやけど悪いのは奴やから謝れっと言ってやったんです。 が奴(Sとこれから書きます)は意地っ張りで、なんかかんや言い訳つくって謝らんと。 雨がめっちゃふってた日の晩です。 ....
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posted by kaiitan

エディ

もう15年以上前、自分が地方の大学生だった頃の話。 友人のタケ(仮名)が中古車を手に入れた。 自分たちが住んでいたのは田舎だったので、車が無いと不便ではあったが、まだ2年生だった自分たちの中で、車の所有率は高くなかった。 タケは嬉々として、毎晩のように自分たちを誘ってドライブを楽しんでいたのだが、ある日、一緒のチームで実験をしている最中 「今夜は霊園に行ってみないか?」 と誘ってきた。 俺の他に誘われたのは、同じチームのサダ(仮名)。 気は優しくて力持ち、東....
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posted by kaiitan

山中湖の合宿所

大して怖くないし霊体験じゃないかもしれんが書き込みしてみる。 高校の頃、部活の合宿で夏休みに山中湖行ったんだ。 毎年恒例で借りてる大学管轄のペンションみたいなところで、兎に角ボロい。 民家は勿論最寄りのコンビニまで2kmの陸の孤島で、山中湖までは徒歩3分位な。 高校入ったばっかりのテンションで当然の如く夜更かししてたわけだが、誰が言い出したのか肝試ししようぜって話になった。 男4人女4人だったと思う。 肝試しつっても何も用意してないし地理も全然わからないから、....
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posted by kaiitan

女運のなかったA

巡り巡ってここにきた。 最近というか数年前に実際あった出来事だけど書いてもいいかな? ちょうどそいつの七回忌も終わって、皆安堵してると思うし、俺も我慢していたから吐き出したいんだよね。 七回忌をしたのは、俺と中学、高校と同級生だった奴。Aにしとく。 Aとは部活も一緒で、卒業して進路が別々になってからもそれなりの付き合いがあった。 そんなAは、女性関係に恵まれないと言うかなんというか、初めての結婚が早婚で(Aは高校卒業して社会人)、22歳の時に結婚した。 嫁さん....
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posted by kaiitan

猪殺し

ばあちゃんちが西日本の日本海側近くの山村集落にあるんだが、15歳の時によくわからん儀式みたいなのをやらされたな。 田舎の山全体が墓っていう墓地の作りわかるかな。 うちの家が頂上だから本家なんだろうね。 山の麓に地蔵が並んでて、うちの墓までの道の途中で分家の墓が枝分かれして点在してる。 ばあちゃんちのすぐ上に神社があって、雷で倒れたらしい巨木の残骸があるんだ。 残骸っていっても、直径二メートルぐらいの切り株の外側だけ残っている感じ。 中は空洞で巨木の枠組みだ....
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posted by kaiitan

第4の倉

今、怖くてたまらないから書き込む。 去年の3月、伯母が亡くなり田舎の本家が途絶えた。 俺の親父(末弟)が引き継ぐことになり、数百年かけて積りに積もった家財道具やら巻物、古文書を専門業者に引取って貰ったりして、一昨日やっと最後になる4番目の倉の開封することになった。 俺はそこに立ち会ってたんが、伯母の1周忌で来ていた菩提寺の住職(親類)が急に血相を変えて俺と親父に詰め寄り 「開けてはならん」 と言うんだ。 そうは言っても引き継いだ側としては片付けなきゃいけな....
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posted by kaiitan

蛇憑き

去年亡くなった妹の話。 俺の実家は代々蛇憑きの家で、家の下で10年修業に耐えた白蛇は蛇神になる。 血筋のある人たちは殆どが強い霊感を持ってる。 俺もその1人で、人に繋がる『縁』を結んだり切ったり出来る。 妹が14歳の時 、何かに目を取られそうになった時に幼少期に助けた白蛇の霊が護ってくれた。 その後もずっと護ってくれていたらしいが、居心地が良かったとかで20歳になっても離れず、23歳の時に蛇神が悪霊になり始め、ずっと妹の中に居たいが為に殺そうとした。 怖く....
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オエビスサン

私の父方の祖父は今年で齢90近くになるが、今でも現役の漁師だ。 年一度、盆に九州の祖父の家に遊びに行った時は、祖父と一緒に沖に出て釣りをするのが今でも恒例になっている。 私が小学5年の夏休みに、初めて祖父の家に遊びに行った時のこと。 釣りをしようと祖父の舟で、二人だけで朝方の5時に港を出て、とっておきの漁場に向かう。 数十分して漁場に着いたので舟のイカリを降ろし、仕掛けを作って海に竿をおろす。 早起きしたせいかうつらうつらと眠たくなってきた私は、祖父に 「何か....
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posted by kaiitan

16歳になると

15年ぐらい前にNHKで見たレポートで、瀬戸内海のとある島ではいまだにある風習が続いていて、それはその島の子供が16歳になると、絶対にセックスをしなくてはならないものでした。 ルールはこう。 その祭りは一定期間内に行われるもので、祭りになると男・女それぞれ3〜4人同士でとある家に集まり、3日ぐらい共同生活を続けます。 そこで気の合う同士で事を行うのですが、選択権があるのは男子だけで、指名を受けた女子には拒否権がありません。 可愛い1番人気の子には、当然、バッティン....
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石碑に近づくな

もうウン十年も昔の体験なので、記憶違いや思い違いもあるんだろうけど、子供のときに幽霊を見たかもしれない。 母親の実家は、某県の山間の村なんだ。 なんか村全体が顔見知り、親戚って感じの小さい村。 夏休みになると、父親が運転する車で祖父の家に泊まりに行くのが恒例だった。 内気な性格だったから、村で友達を探すようなことはせず、ひとりで遊んでいた。 イワナ?みたいな魚も釣れる小川もあったし(川の主がいるから駄目だって怒られたけど)、田んぼもめずらしかったし、山も虫とかい....
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補陀落渡海

南海の最果てに常世の国を求めて……補陀落渡海(ふだらくとかい) 微妙にスレチだが、ニライカナイつながりで取り上げておきたい。 奇習……というと、当時の人の切実な願いを愚弄することになるので、オドロオドロしく語るつもりはない。 和歌山県那智勝浦に補陀洛山寺という天台宗の寺がある。 補陀落渡海の発祥の地とされた根本道場だ。 紀伊山地の霊場の1つとして世界遺産に登録されている。 補陀落渡海とは、南海のかなたには補陀落浄土(常世の国・あるいはニライカナイを指したの....
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混線する声

趣味は釣りで、古い車に乗ってる俺。 月に2〜3回、釣りの定宿に行くために深夜に山道を走る。 ラジオもクーラーもない車、スマホでラジコをかけながら走る。 昔のボロい車だからエンジン音がうるさくて、満足にラジコの音は聞こえない。 でも深夜に一人山道を抜けるのは淋しいから、いつもラジコをかけていた。 ラジオっていうのは喋る人によって声の通り方が全然違う。 野球解説するようなプロアナウンサー達だとこんな状況でも比較的声は聞こえ、普通の芸能人とかだとあまり聞こえない。 ....
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犬の軍団

小学生だった時の話。 たしか二年生か三年生くらいの時だったと思います。 いつもは近所の子と一緒に登校するんですがその日はお休みで、私一人で家を出て途中で違う地区の子達と合流して登校する予定でした。 凄く田舎なので極力一人登校しないようにっていう決まりだったんです。 だからいつもより早めに家を出て、歩いて十分くらいの合流地点まで向かう途中でした。 そこで犬の軍団に会ったんです。 軍団って行っても5匹なんですが、小学生の中でも特に小柄な私から見るとすごい迫力だった....
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posted by kaiitan

蔵の石

解体屋でバイトしてたんだけど、家屋解体してるといろんな変わった家や変わったもんが出てくる。 山の方の古民家や古民家はアツい。 押入れの中に骨がギュウギュウに入ってたり、漆喰っていうか塗り物の壁の中に、長い髪の毛が入ってたり、家の真ん中に入口のない部屋があって、そこに小さい鳥居が立ってたり。 結局は何でもかんでも壊してダンプに乗せて捨てちゃうんだけどな。 余りにも気味の悪いもんや縁起モンは酒と塩かけて……まあ結局は捨てるw そんな中でもある日、某渓谷のとある古くか....
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posted by kaiitan

部活の同窓会

震災のあった年、俺は地元から県を二つくらいまたいだ街に出向してた。 クソ暑い時だったから8月か9月じゃなかったかと思う。 そんなある日の仕事帰り、その街の駅前で声をかけられた。 声をかけてきたのは高校の時以来久しぶりな地元の友人。 友人は痩せてはいたけど間違いなく同じ部活にいたAだったと記憶している。 こんな地元にゆかりもないところで旧友と会えたことにテンションが上がって飲みに誘ったが、俺いま酒飲めないんだ、というAの言葉に、一緒に駅前の喫茶店に誘ってコーヒーを....
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お姉さんと会社員

小四の時、新興住宅地へ越した。 近所に二つ上のお姉さんがいて、すぐに仲良くなった。 小さい住宅地で子供が少なかったせいもあるんだろう。 近い世代は俺とそのお姉さんしかいなかった。 小学生の頃は一緒に遊んでもらったし、お姉さんが中学へ上がっても外で行き合えば挨拶をしてくれた。 高校になり、俺は塾通いをし始めた。 終わると俺はよく住宅地の裏手にある高台の公園で休んでた。パンを食ったりジュースも飲んで、ゲームをしたり。 要するに息抜き。 高一の九月、夏休みが....
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クワちゃん

私が小学校2年のことです。 クラスにSちゃんというタロット占いが得意な子がいました。 タロットなんてシャレたものが物珍しかったことと、良く当たるだとかで、たちまちSちゃんはクラスの人気者になり、その人気は他のクラスや他の学年にも飛び火していました。 クラス中が彼女からアドバイスを貰いたがって、なんだか卑弥呼とその信者みたいな感じになり、それに気を良くしたのか、Sちゃんはそのうち 「私、霊が見える」 と自称し始めました。 元々気が強めの子だったのですが、エスカレート....
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コンビニでカニ

もう5年前になるけれど、珍妙な体験をした。 その頃俺は田舎のコンビニエンスストアで夜勤の仕事をしていた。 やはり田舎なので、その時間帯お客はほとんど来ない。 やるべき仕事を終えたら、バックヤードでのんびり過ごすのがいつもの流れだった。 その時も俺は一仕事終えてビッグコミックを読んでいた。 ただでさえ来ない客は、真冬ということもあってほとんど来ない。 それでも習慣というのか、無意識に監視カメラの映像は気になっていたのか。 違和感を感じて画面を見た。 9分....
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ローカル単線の人影

それは私が地方のローカル私鉄で運転士をしていた頃の話です。 季節は晩秋の……空には星も月も無く、風も無い暗い晩のことでした。 時刻は終電間際、この乗務が終われば本日の勤務も無事終了。 ひとつひとつ小駅を拾うように、列車は山間の単線を走っています。 とある無人駅を過ぎ次の駅も無人駅、ここで車掌が運転台に来ます。 次の駅は改札口が前寄りにあるので、集札に備えての何時もの慣習。 後輩の車掌と、遮光幕の下りた暗い乗務員室で軽い雑談を交わします。 山合いを抜け田園地帯....
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天咲24年

これから話す内容は、ムラさん(仮名)から聞いた話。 その日、僕はムラさんの部屋で男二人飲んでいた。 ムラさんの仕事はフリーの社会派ライター。 当時、部落や公園を回っては、浮浪者からなぜ今の生活に落ち着いたのかなど過去を聞いて回り、いずれ本にまとめて発表する予定だった。 「でもそんな簡単に浮浪者が話してくれるんスか?」 と僕が聞くと 「ウラワザがあるんだよ」 とニッと笑って、部屋にある一升瓶にアゴをやった。 手土産として酒と簡単なツマミでも持っていくと、連中....
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行ってはいけない祭

言葉にするとたいしたことないが、体験するとじわじわとくる話をひとつ。 うちのまわりはすごい静かな住宅街で、最近引っ越してきたんだよね。 うちは線路沿いに建ってるから、電車が通る音とかも聞こえるくらい静か。 昼間は道路で遊ぶ近所の子の声とか丸聞こえだけどね。 んで、俺両親と姉貴と弟と一緒に住んでるんだけど、家族で姉貴の買い物に付き合ったとき弟と俺はパスした。 姉貴買い物長い。 弟も小さかったし。 まぁ、それはおいといて、弟がいきなり 「ねえ、なんかお祭りやっ....
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湿気の多い事故物件

久々に東京に戻って一人暮しを始めた時のこと。 私は東京の家賃、敷金、礼金の高さにあきれ果てました。 おまけにその頃は無職で、都内の横柄な不動産屋は相手にもしてくれないのでした。 そんなとき見つけたのが、半年前に人が死んでからずっと空いている物件。 ふつうのアパートの一階でしたが、家賃を安くしてくれ、敷金、礼金は1ヶ月づつでいい、と言われました。 それでも高いと思いましたが、自殺ではなく自然死ということでしたし、こちらも不動産屋めぐりでうんざりしていたので、妥協しまし....
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おにいさん

生まれは都市圏だけど、まだ緑が多かったころなので遊び場には事欠かなかった。 家の近くに大きな空き地があって、毎年盆踊りをそこでやっていたのを覚えてる。 その空き地が潰されて大きな工場が出来たときに、自分の遊び場所がなくなってすごく悲しい思いをした。 そんな頃の話。 小学校の頃はやんちゃだった。 いつも悪戯ばかりして怒られている様な。 そんな俺と同じようにやんちゃなNとY。 3人で遊んでいれば何でも出来そうな気がしたもんだよ。 夏休みのある日、自転車で川....
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人形が動く

これは七つ下の弟がやっとまともな話ができるようになった幼い頃のこと。 当時、母と弟が寝る部屋には、亡くなった祖母の作った日本人形が男女一体ずつ飾ってありました。 ある日、母、病気で学校を休んでたおれ、弟の三人でお昼のオカルト番組『あなたの知らない世界』を見ておりました。 そのあらすじは、 『 娘がゴミ捨て場で人形を拾ってきたところ、家族に反対され、元のゴミ捨て場に戻しに行きました。 しかし、いつのまにか、人形が家に戻ってきていました。 気味悪くなった娘は、さ....
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そうぶんぜ

小学校んときの話。 会話文は雰囲気出すために方言で行くわ。 俺は地元が東北なんだけど、俺の小学校は俺が在学中ミニバスが結構強くて、土日も長期休みも練習&練習試合&合宿ばっかだったのね。 ある夏休みの日、近隣の学校と合同合宿があって、隣町のセミナーハウスに泊まることになった。 で、現地着いて俺らぼーぜん。 「なにこのきったないセミナーハウス……」 ってのが全員一致の意見。 木造造りの家が点在してて、ぼろいスーパーが1軒あるぐらいでコンビニもなし、後は山だら....
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ヤマキの墓

随分昔のことなので細かいところまで覚えていませんが、思い出しながら書いてみます。 家の近所に、子供達に『ヤマキの墓』と言われている古い慰霊碑みたいなのがありました。 高さ1m位の自然石を石の土台に立てた感じでした。 随分古いものらしく、表面は苔むしていて何と書いてあるか読めませんが、薄暗い藪を少し入った所にあることや、時々お供え物が置いてあったりと、子供ながらに畏怖を感じさせるたたずまいがあり、内容は覚えていませんが、怪談話とかもあったと思います。 さて、小学....
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整体

数年前の会社の昼休み。 後から聞いた話も混ざってて愚痴っぽくなってしまってるかもしれないが許してくれ。 同僚と3人で「最近肩がこるよね〜腰も痛いよ〜」みたいな話題になった。 デスクワークがメインだったし良くある会話だったんだけど、その時はなんとなく「整体でも通ってみようかな」みたいな流れになり、そこから携帯で調べつつ 「ここ会社に近いから帰りに行けるしいいかも」 「俺は家の近くの方がいいな」 「針治療とかも面白そうだよなあ」 とか色々話してたら時間が来たので....
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面さん

長文失礼。 出てくる人の名前は実際のものと変えてる。詮索御免。 結構、友達に話してるから身バレするかもだけど、分かっても黙っててねwww あれは三年前で、俺が大学4年生のころ。 結構早く内定が出たから、遊び回ってたんだよねww 彼女とか友達と毎晩遊んでたんだけど、ある時なんだかみんなと予定が合わない日が続いたんだよね。 まあ、暇になったってこと。 ほんで、もうすぐ夏休みだったし、久しぶりに爺ちゃんに会いに行こうと思って、母方の田舎に行ったんだ。 これがすご....
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雄別炭鉱

北海道の道東にはその昔、雄別という町に雄別炭鉱があった。 当時は朝鮮人をたくさん連れてきたり、天涯孤独の身元不明の人たちを雄別炭鉱は労働者として受け入れ、それなりに雄別町は栄えたらしい。 炭鉱なので事故で死んだ人も多く、多数の名もなき位牌が増えていった。 時代は石炭から石油に変わり、雄別炭鉱も例外なく閉山になる。 雄別町は炭鉱で栄えた町なので、閉山したあとは町民が減っていき、ついには雄別町に住む人は一人もいなくなってしまった。 そんな中、名もなき位牌は雄別町に流....
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池の爺さん

子供の頃はたいてい誰でもヤンチャだし、変な噂があるような場所があったら、なんも考えず「行こうぜ!」って行っちゃうだろ? 俺もそんなクソガキだったんだよ。 俺が中学生2年生の時の話なんだけど、俺の地元は田舎なとこで、田んぼたくさん、木々がたくさん、みたいなとこだった。 当時はこんな噂があった。 ・ホモ屋敷と呼ばれる水車小屋に最近女の幽霊が住み着いてる。(なぜホモ屋敷なのかはいまだに知らない) ・森の中にある散歩コースみたいなとこがあるんだけど、そこの途中に防空....
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ホテルの梵字

もう何年も前の体験だ。 確か青森県内だった。 出張で1泊するために安い宿を探して、適当に決めたホテルがあった。 そこは口コミもまぁひどくはなかったし、何より安かった。 俺のとこは宿泊代が定額で支給されていたから、少しでも安くして出張費を浮かせようとしたわけだ。 仕事を終えて夜になり、そのホテルに向かった。 古そうな4階建てくらいだったか、妙に細長い建物だった気がする。 安宿らしくロビーなんて狭くて乱雑に散らかってる。 安っぽい赤い絨毯からは異臭すらした。 ....
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代替わりに死ぬ

家系にまつわる怖い話。 これウチの話ね。 幽霊とかそういう話じゃないが、気持ち悪いのでここで書かせてくれ。 ウチ(正確にはウチの母方の家)は某県の旧家なんだけど、本家が二つある。 「ホンケ」と「ホンヤ」と言って使い分けてるんだけど、県の北部にいくつかある菅原道真の末裔の家。 詳しく書くと素性が割れるので書かないが、各家にいくつか伝説があるんだよ。(別に家同士親密なつながりがあるわけじゃないが) 有名なのが『三穂太郎』の伝説で、とにかく大きな人がいたらしい。 ....
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平和の滝

2009年にMixiに投稿したやつがまだあったからまんまうp 全国的にも有名?な心霊スポットです。 私達が中学生の時(20年前)に体験した話です。 当時、夜遊びが定番となっていた私達は、いつものように家を抜け出し集まっていました。 男ばかり集まって何もする事もなく、話の話題は地元では有名過ぎる心霊スポット「平和の滝」の事に。 強がりが体を借りて歩いてるような当時の私達は、7人で平和の滝へと向かう事になりました。 「肝試しとか奇数人数で行くとマズい....
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井戸のフタ

地鎮祭で思い出したが、おれは無神論者なのでよくわからんが、1度だけ不思議な目にあったことがある。 家を建て替えする時に、土地の片隅にあった井戸を埋めようって事になった。 家族は反対したし、業者も出来る事なら埋めるなと(蓋をして穴を数個開けるように)しろと言われた。 おれは面倒臭かったから、大きい板を買って来て井戸の上に被せて塞いだ。 翌日、板が腐ってた。 幅1M、厚さが3センチほどの板がわずか一日で腐った。 その日に同じ板を買って来てまた塞いだ。 翌朝、すで....
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【コラム】両墓制の残る島「佐柳島」探訪

告知用のtwitterではリアルタイムでつぶやいていましたが、先週の三連休に香川県の佐柳島に行ってきました。 瀬戸内海に浮かぶ離島で、少林寺拳法の総本山がある多度津町の多度津港からフェリーに約1時間揺られながら向かうことになります。 実は私はこの島は2度目の訪問でして、1度目は3年前に訪れてます。 その時はお盆できっとお参りに来る人もいるはず、と期待していったのですがお一人だけ島外の方がお参りに来ていただけで、あまり詳しい話が聞けなかったんです。 なので、今回はお彼岸....
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降霊陣

これから僕が書くことは、むかし出版社に勤めていた親父がある人に書いてもらった体験談ですが、ある事情でお蔵入りになっていたものです。 できることなら霊だとかそういうものには二度と触れずに、このまま後生を過ごそうと思っていました。 ですが、ここに記すことによって、あの頃の私のような向こう見ずな人々を自粛させる事ができるのなら、あの時の償いができるのではないか、またこの忌々しい傷跡が消えるのではないか、と思った次第であります。 1979年8月14日の事です。 私は2....
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ケンケン

田舎住まいなので、通学するときにはいつも田んぼの脇道を通っていた。 その日も家に帰る為、いつものように田んぼの脇道を、カエルの鳴声を聞きながら歩いていた。 すると田んぼの中に、ピンク色の割烹着のような服を着た人が立っているのに気が付く。 「ああ、田植えか何かしているんだな」 そう思って良く見てみると、何か動きがおかしい。 片足で腰をクネクネさせながら、白いビニールの紐のようなものを、新体操をしているかのように、体の回りでグルグルさせている。 何と言うか....
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祖母の習慣

俺の祖母には、毎日朝早く一人で散歩に行く習慣があった。 その時には必ず双眼鏡を持っていく。 その理由を尋ねた時にこんな話をしてくれた。 祖母がまだ幼いときの話だが、ある日の早朝にたまたま目が覚めて家の外に出ると、はるか遠方、山の間に巨大な何かが顔を出していることに気づいたという。 呆然と眺めているうちに、それがこちら側にどんどん近づいていることがわかって、祖母はすぐに両親を起こしたそうだ。 両親もそれを見て驚き、3人で手分けして集落中に伝えて回った。 最終的に....
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白子

海の話です。 昔、漁村では、漁村の出身者同士が結婚するのが一般的でした。 生活習慣や価値観が山村とは異なるためです。 村のAさんは、内陸の村に造船の交渉のため赴いた際、村の娘さんと良い仲になり、お嫁さんとして迎えることになりました。 Aさんは男前で偉丈夫だったので、ねらっている娘たちも地元の村にも少なからずいて、残念がられました。 結婚して子供が生まれました。 長男、長女と生まれて、次男が誕生。みな元気に育ちました。 昔は乳児死亡率が高かったので、めでた....
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牛蒡種

これは俺が育った田舎町の話。 まわりは山に囲まれてる普通の田舎の町。 田舎ゆえなのか閉鎖的な町で、就職も進学も家から通うのが普通だったんだけど、俺はそれが嫌で高校卒業して関東の学校に進学決めて田舎を離れた。 その田舎での話なんだけど、そこで生活していた俺はさほど怖くはないが、他とは違う特色というか独特な一族がいたので話します。 『牛蒡種(ごぼうだね)』って聞いた事ありますか? ネットでググると出てきます。 自分が小さい頃は『憑き物』をあやつる一族って聞いてたん....
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posted by kaiitan

新築の事故物件

これは私が大学時代の話だから、もう10年以上も前のことになる。 当時、私は実家から遠く離れた大学に通っていた。 新幹線だと丸一日かかるので、実家に帰る時は飛行機だった。 当然一人暮らしで、大学時代は寮だったのだが、寮にまつわる怪談やうわさ話に反して何事も無く実に平穏だった。 ただとても古い建物だったのでGが多く、寝ている時に天井からムカデが降ってきたなんてこともあり、別の意味で恐怖だった。 大学卒業後、近くにある同系列の別の大学に編入したので寮を出ることになり、....
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ポア

もうこれだけ時が経ったから話しても良いかな…… 地下鉄サリン事件の時、そのことを知らなかった。 その日、私はオウムに拉致監禁されて第7サティアン横の独房に入れられていたから。 信者でもないのに拉致監禁された私は、当然いたぶられた。 他の人が見せしめに逆さ釣りにされて竹刀で叩かれながら死んで行く姿を見せられたりもした。 私もいたぶられて仮死状態になり、死体部屋に入れられたこともあった。 死体部屋で息を吹き返した後、狭い独房に入れられた。 ポア=惨殺とい....
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ポコさん

私の体験談での洒落怖話。 私の近くの公園にポコさんという大道芸人みたいなおじさんが週に3回来てた。 顔は白粉か何かで白く塗り、眉毛を太く塗り、ピエロの様な格好でいつもニコニコしてた。 ある日は紙芝居をしたり、また別の日にはジャグリングをしたり風船で動物を作ったりと多才な人だった。 ポコさんが来る時には決まってラッパの様な笛で「ポーポー」と音を鳴らしながら、空いてる手で小太鼓を叩く。 「だからポコさんって呼ばれてまーす」と本人が言ってた。 そのポーポーコンコ....
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山道のHポイント

不可解と言えば、こういうのがあるんですが。 彼女と夜景を見てた時、良い感じになったんでエチーしようと思い、人のこない山道に行った。 その道は奥に行っても畑しかなく行き止まりになってるので、深夜なら誰もいない。 ところが、その道を車で少し進むと、4〜5人のグループが歩いてたんですよ。 年齢や様子から見て、こいつらは家族? でも様子が何か変なんです。 真ん中に子犬がいて、その子犬の首輪には4〜5本の紐がついていて、それを一人一人が持ってるんですよ。 まさか家族で....
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パンク

携帯からで申し訳ないんだけど、紛れもない実話。 昔、当時の彼女と同棲してた時の話。 同棲に至った成り行きは、彼女が父親と大喧嘩して家出。 彼女の父親は大工の親方してる昔気質。 あまり面識はなかったが、俺も内心びびりまくりの存在だった。 仕方ないから、彼女と俺の有り金かき集めて、風呂無しぼろアパートで同棲。 しかし最悪のアパートで、ゴキブリは出るし、畳は湿気ですぐ腐るし、上の階に住むバンドマン風の若者は毎晩大声で歌の練習するし、隣に住む老人は薄気味悪いし……。 ....
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鏡のないトイレ

高校での話。 出身高校の商業科棟のトイレにはすべて鏡がありません。 正確にいうと、鏡を取り付けていた跡は残っています。 もちろんその他の『普通科棟』『普通科棟U』『普通科棟V』『体育館』『図書館棟』には通常通り鏡はあります。 鏡が外された訳は在学中の兄から聞きました。 その時は普通科の特進クラスに通っている兄からの話のため正確な情報は聞けませんでしたが、噂によると、卒業を前にした商業科男子生徒が、学校の風景を心に残すため校内を回っているうちに、商業科棟の屋上から....
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posted by kaiitan

扉の向こう

古いものを家主のいなくなった家から回収して、業者に売りに出す仕事をしています。 一般の人から依頼があって回収することもあるし、解体業者からお呼びがかかって現場に出向くこともあります。 その日は、知人の親戚の家が誰も住まなくなって十数年放置されているので取り壊す、取り壊す前に空き家に残っているものを整理してくれないか、という事で現場に向かいました。 福岡市内から車を1時間30程走らせた山間の集落で、人の気配はあるのですが、過疎が進んで他にも空き家がめだちます。 ....
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posted by kaiitan

通学路の釣り人

ある地方の村で起こった話。 その村、山中に這うように細長く民家が点在する、いわゆる寒村だ。 人口は少ない。 当然、子供も少ない。 村に住む少数の小学生たちは、山道を4Kmも下った小学校まで毎日歩いて登校していた。 小学校までの道のりは、彼等にとってさほど苦痛ではなかった。 年上の子供が年下の子の面倒をよく見ながら、他愛のない会話に盛り上がり、コロコロ笑いながら日々の登下校を繰り返す。 自動車のすれ違うのも難しいほど細い道を、彼等は毎日歩いていた。 ある....
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posted by kaiitan

霊魂を迎える行事

先日体験したばっかりの霊体験。 自分の実家は西日本の漁村だ。 正直田舎、それもかなりの。 ご先祖様の霊魂をお迎えし、また送り出すという盆の行事も勿論普通に行われてる。 うちの村の場合なんだが、海岸から沖に向かって防波堤が伸びてて、この一番先に門(と言っても大人が屈んでくぐれるくらいの木枠)をこさえて、その門から毎年8/7に霊魂を迎える。 防波堤は岩を敷き詰めて作ったもので、盆の間は魂の通り道になるから、生きた人は近づいちゃいけないことになってる。 8/8から8....
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posted by kaiitan

砲兵森

私は元陸上自衛官で、関東にある某普通科連隊にいました。 残念ながら私が体験した話ではなく、在隊時にMという上官から聞いた話を書きます。 本題に入る前に、陸上自衛隊の演習場について説明します。(興味無い方、すみません) 陸上自衛隊には全国各地に演習場があり、関東甲信越の部隊がよく訓練に利用するのが『富士演習場』です。 ここは総合火力演習なども行われるので、民間の方でも行った事がある人がいると思います。 富士演習場は、静岡県側の『東富士演習場』と山梨県側の『北富士演....
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posted by kaiitan

溜池の声

子供の頃に爺ちゃんに聞いた話を一つ。 私の爺ちゃんは若い時に軍属として中国大陸を北へ南へと鉄砲とばらした速射砲を持って動きまわってました。 当時の行軍の話を聞くと、本当に辛かったとこぼしてました。 通常の鉄砲や弾や手りゅう弾の装備だけでもかなりの重さの上に小隊で手分けをしてばらした速射砲を一人一人が持たないといけなかったので、とにかくそれが重かったと。 そんな感じに一人当たり何十キロもの装備を持って、ろくな道も無い山の中の行軍で、しかも、水もそんなに飲まないで....
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posted by kaiitan

川の淀み

爺さんの葬式のときに聞いた話。 山村で生まれ育った爺さんがまだ少年だった頃、テツという犬を育てていた。 朝と夕方にテツと散歩をするのが爺さんの日課だったんだけど、長雨の後、数日振りに散歩へ行くとおかしな物を見つけた。 川の澱みに何か黒っぽいものが浮かんでいたそうだ。 「土左衛門か?」と思ってそれへ駆け寄ろうとしたら、テツが唸り声を上げて近寄ろうとしない。 仕方なく、テツをそのままにしてその物に駆け寄ると、それがのろのろと立ち上がった。 それが何だったのかは爺さ....
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DQ返し

トメにしてすっきりしたDQ返し。 トメは小学生の娘を病気で亡くしていて、生きていれば私が同い年である事もあってか、やたらと私のする事が気に障るようで 「どんな風に育ったのかしら?」 「私の娘ならもっと……」 「自分の趣味なんて主婦になったのにおかしい」 みたいな感じでチマチマ嫌味を言ってくる。 物凄く悪い人でも無い事は解かっていて、ポロっと口に出した後で自分でもたまにしまったという顔をするので、無意識に私と死んだ娘を比較してまうようで、私の存在が気に障るようだ....
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ガキ大将

昨日、今日と帰省してきた。 俺の郷里ってのが海と山に挟まれた小さな町で、スーパーくらいはあるけど、山を越えないとデパートとか、そもそもが駅さえ無いようなドイナカなのな。 子供時分も、山側と海側に小学校が一校づつ、海側に中学校が一校しか無くて、それ以外に隣り合う校区ってのが無い、小さな小さな世界で暮らしてきたわけ。 そんで俺は海側の人間で、中学に進級すると山の奴らとも同じ学校になるわけだけど、とにかく奴ら、排他的っていうか、全員が同じ一族みたいな気味悪さがあってさ....
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神社に迷う

自分は出張で1〜2週間ほど遠くに出る事があり、出先で貰った休みにはネットで調べた遊歩道や山歩きコースを散策するのが好きで(といっても本格的な登山ではなく、私服に運動靴のレベル)出張の度にそういった場所を回っている。 こんな怖い板見てる癖に人気のない山林が好きとかどうかとは思うが、風の強い山中で風に煽られた木々がざわつくのを聴いていると落ち着く性格で、でも可愛らしい妖怪とか出会った事が無い、残念。 それで、今から1年ほど前に新店の応援のために10日間の出張を命じられ、新....
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イビナ

田舎に祖母の家があり、幼い私は夏休みなので母親とそこへ遊びに行っていた。 うとうとしていた私がふと目を覚ますと、母親が皿を片手に目の前に立っていた。 母は無表情で皿を差し出して 「白菜を甘く煮たやつ(当時の私の好物だった)だよ」 と言う。 でも皿の上のはどう見ても白菜じゃなくて、見たことのない野菜。 それにしつけに厳しい母親が、ご飯時でもないのにご飯を食べさせるなんておかしい。 そう思って私は拒否したけれども、いつもと違う母親の様子に負けてそれを食....
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サンカ

人が聞いて怖いかどうかはわからないが、当時の私はちょっと背筋が寒くなった出来事。 あれは奥武蔵野のどこかを、日帰りで歩いてきた帰りだった。 晩秋だったのでのんびりしていたら、いつの間にか夕闇が迫ってきていた。 車道に出て、西部秩父線の駅までの道を歩いていた時だ。 車もほとんど通らず、他に通る人もいない沢沿いの曲がりくねった道を独り歩いていて、ふと振り返ると十数人のグループがはるか後方から歩いて来るのが見えた。 やはりどこかの山へ登ったハイキングの人....
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急行銀河

これは昔、俺が予備校行ってた頃の教師から聞いた話。 まだ急行銀河が20系客車で運用されてた頃、東京の実家に帰省していたその教師は、銀河で京都の大学に帰ろうとしていたら、たまたま高校時代の友人Aと出会った。 Aも神戸の大学に通っていて東京の実家に帰省していたんだが、同じように銀河で帰ろうとしていた所だった。 久しぶりの再会でテンションが上がった二人は、キオスクで酒を買ってから銀河に乗り込んだ。 しかし11時半だったか12時頃だったかになると消灯してしまった。....
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烏名

俺の生まれて中2まで住んでいた土地の風習の話。 そこは京都に比較的近い場所にある山あいの村(現在は市の一部)だけど、裏山には謀反の疑いをかけられて逃げてきた皇子が隠れ住んでいたという言い伝えがあり、実際に600mくらいの山の中腹には、岩屋というか室のようなものが残っている。 ひさしのような大きな岩が張りだしていて、中は頭をかがめないと入れないくらい。 入り口がすぼまっていて奥行きは7〜8mくらいかな。 村では俺が小さい頃までは月当番を決めて、奥にある神棚に火を入れ....
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ぼうなき

ぼうなき(様?)って知ってる? 想像以上にマイナーな行事だったんで、地元から出て話題にしたとき誰も知らんかった。 有名なS神社で行われる七五三の続きの様な行事で、十歳前後の女の子が受けることがある。 妹がこれに参加した時は、正座して頭を下げて、祓いため清めたまえみたいな祝詞っぽい物を聞かされただけだった。 この時は妹が一緒がいいって言うんで、母に参加を強要されたからなんとなく覚えてる。 今にして思えば神主にしては変なこと言ったんだよね。 「ご先祖様が心配するから、....
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異次元の水

6年前の8月早朝に不思議なものを見た。 朝帰りで下り電車を降り、駅を出て家路に向かって歩いている時のこと。 6時過ぎだったが通りには人気は全く無く自分だけ。 銀行とテナントビルの間の石畳の道に差し掛かった。 よく晴れた朝なのに前方から流水音がするので見ると、あり得ないものがあった。 何も無いはずの空間に丸い穴が開いていて、そこから透明の液体が流れ出ていた。 穴は正円に見えた。 直径30〜50cm位だったと思う。 高さは2階〜3階くらいの位置。 見間違いじ....
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風習を絶つ

うちの頑固爺さんの話。 爺さんが生きてる間は全然そんな話しなかったんで、葬式後の親戚との話で聞いた。 親戚が集まって、いわゆる故人を偲ぶってやつ。 爺さんは婆さんを嫁にもらうとき、婆さんの実家に挨拶に行ったんだが、当時は戦前でまだまだ変な風習のある田舎が多かったらしい。 婆さんの実家で正面から入れずに、裏から家の中に上がらされたりしたんだと。 爺さん激怒して 「何でこんな馬鹿なことをやっとるんだ!」 と、義理の両親になる人に対して突然説教を始めたそうな。 ....
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土用坊主

子供の頃に住んでた地方に伝わる「土用坊主」の話。 土用は年4回あって、この土用の入りから節分(新暦2月の豆撒きが有名だがこれも年4回)までの約18日間は、草むしりや庭木の植え替えその他、土いじりをすることは忌まれていた。 この風習は中国由来の陰陽五行説からきたようだが、この期間に禁を破って土いじりをすると、土用坊主という妖怪というか土精のようなものが出てきて災いを為す、と言い伝えられてた。 土用坊主の姿はあいまいで、土が固まって人型になったものという目撃談が多い....
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かあちゃんの藁人形

ある意味怖く、ある意味笑っちゃうような話なんだが…… 俺が高1の時の話だ。 この頃はもう両親の関係は冷え切ってて、そろそろ離婚かな? って感じの時期だった。 俺はと言えば、グレる気にもなれず、引き篭り気味の生活を送ってたっけ。 授業が終わると、真っ直ぐ家に帰って自室に直行。 飯も自室で一人で食ってた。 でだ、見ちまった。 母親が夜中に、庭の立ち木に何かを打ち付けているのを。 直感的に、親父の藁人形? と思ったが、その場では確認しなかった。 っちゅーか....
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霊感は移る

私の実体験です。 大学時代に、横浜の◯内駅前のファミレスで夜勤調理のバイトしてました。 一緒に働いているバイトで二名、いわゆる見える人がいて、その二人(AとBにします)曰く、そのファミレスは霊の通り道なのだそうです。 私は初めは信じていなかった、というかビビりなので信じないようにしていたのですが、ある時Aと二人でキッチンで働いている時に、Aが食器洗浄機を動かしている時に 「邪魔すんな!」 と叫びました。 私はAとは別の事をしていて離れていて、特に会話もしていな....
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背乗り

俺の住んでいる街にも、地方都市でありながらそんな話がある。 一昨年亡くなった爺さんから聞いた話。 俺の街では空襲で1,000人以上が死んだ。 特に当時本家のあったあたりは酷くて、一家まるごと焼け死んだ家も少なくはなかったらしい。 隣近所でも、遺体がどれだか判らなくて、とりあえず亡くなったという事になっている人や、生死不明のまま実家に引っ越して行ったと思われる人など様々だったらしい。 昭和30年代になって、爺さんが隣県の縁者の結婚式に出席したときに、空襲前まで....
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ナガレボトケ

海専門の民俗学教授から聞いた話。 海難法師だとか海の向こうから流れてくるモノを忌み畏れる風習っていうのは農耕民族的な考え方で、本来は漁民から発した価値観ではないらしい。 むしろ漁民は古来、漂流して来るモノはすべて海神からの授かり物として歓迎するのが一般的だった。 たとえばそれが水死体であっても。 ナガレボトケといって、漁中に漂流死体を見つけると、漁師は作法にしたがって船に引き揚げて陸地へ持ち帰り、手厚く葬ると大漁をもたらしてくれるので、これに出会うととても喜んだと....
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遠回りする理由

小学生の頃の話。 下校時、よく道路沿いの家と家の間の小道を通って帰っていた。 この小道を通ると近道になるというわけではなく、むしろ遠回りになるが、ある理由によりこの小道を通っていた。 その理由は後で説明するが、この小道は2メートルほどの高い塀に囲まれていて、入り口の両方の塀にお札のようなものが貼ってある。 かなり古く何が書いてあるのかもわからない。 距離はかなり長く、50メートルほど歩くと住宅街に出て、右に進むとさっきの道路沿いの道に出る。 ある日、またそ....
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感情のない少女

1968年、イングランドのニューカッスルの空き家の2階で、一人の幼児の死体が発見された。 死んでいたのはマーティン・ブラウン(4)だった。 傍には劇薬入りの小瓶が転がっており、警察は、遊んでいる最中にマーティンが誤って毒薬を飲んだ、という結論を出した。 怖いもの知らずの子供が起こした不運な事故の一つと認定されたのだ。 少なくともその時までは。 しかし、事故の二日後、マーティンが通っていた保育所が荒らされ、紙切れが残っていた。 その紙切れは、子供の字でこう書かれ....
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垂れ下がった髪の毛

姉さん大学卒業してもう仕事就いてて、電車通勤なのね。 仕事就いてから、そのとき付き合ってた彼氏とすれ違いが多くなって、結局別れたんだってさ。 しかも浮気されてて、問い詰めたら彼氏が逆ギレ。 彼氏が学生で野放し状態だったいうのもあるし、彼氏のわがままに付き合わされて疲れたし、 潮時だなって思ってそのままケンカ別れ。 そんな、フリーになった年の出来事。 姉さん仕事でクタクタになって、満員の終電電車にゆられながら家に向かってた。 座りたかったけど、席は空いてナ....
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引っぱる

漫画家の水木しげるが書いた『のんのんばあ』の話に『引っぱる』というのが出てくるが、数十年前まで俺の住んでいた地方でもこれに似たことがあったんで書いてみる。 当時自分はまだ小学生だった。 『引っぱる』というのは、今まさに死んでいく人間は、その死のまぎわに生きた人を道づれにして冥土に旅立ってゆくことができる、というような話。 うちは四国の山奥の集落だったんだが、当時90過ぎのひいばあさんが肺炎になった。 ひいばあさんくらいの年代は意地の強い人が多くて、前日まで腰を....
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疫病の厄除け儀式

うちの母方の実家が檀家になってるお寺の話。 このお寺はそれほど大きくもないし有名でもないんだけど、母が住んでた村の住民は三分の二以上がそのお寺の檀家になっていた。 残りの三分の一は被差別集落の人たちで、その人たちのための別の寺があったようだ。 ただ太平洋戦争後は過疎化が進んで、集落の人はほとんどちりじりにどこかに行ってしまい、 そっちのお寺はもうなくなっているらしい。 その実家のお寺には入ってはいけない場所、禁域がある。 子供の頃、母の里帰りについていった....
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隣人

ずっと前にどっかのスレに出てた話……だったと思う。コピペします。 ちょっと色々あって書ききれないので、本当にもう嫌だ! と思った出来事をメインに書くことにします。 今から10年以上前ですが、とある地方都市のはずれの町に住んでいました。 その町は小さくないのですが、私の住んでいた地域は畑やら田んぼやらが多く、人口密度が低いというか、同じ町内みたいなものが10数件しかないのです。 急な引越しで、なかなかいい物件が見当たらなかった為、夫が通えればいいかと、その時....
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魔除けの猫

就職で初めて一人暮らしを始めた頃、慣れない生活のせいか、どうもいつもダルくて辛かった。 寝ても熟睡できてないのか、目覚めた時に寝る前よりも疲れてる感じ。 ある日どうしても起きれなくて、体調不良という事で仕事を休んで寝てたんだけど、ドアの外で野良猫がンァーンァー鳴いててうるさくて眠れない。 その猫は引っ越しした当初からアパートの周りをウロウロしていて、俺が部屋のドアを開けるとすぐ入って来ようとしたりしてた。 多分、前の住人が置き去りにしたんだと思ってたけど、もともと....
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ノウケン様

ついこの間までお盆の行事だと思いこんでた実家の風習を書いてみる。 実家と言うか、正確には母方祖母の実家の風習だけど。 母方祖母の田舎は山奥で、大昔は水不足で苦労した土地らしい。 それを地元の豪農の人が、私財をなげうってため池や用水路を作り、田んぼで米が作れるようになったそうだ。 でもこの用水路を造るにあたって、殿様というか藩? からなかなか許可が下りず、豪農の母親が自分の命と引き換えに嘆願した……みたいな話を、おばあちゃんから聞いたことがある。ウロ覚えでごめん。 ....
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霊とじいさん

小学生の頃の話。 祖父母の家は田舎のそこそこでかいお屋敷で、家の周りをぐるっと漆喰の壁で囲まれてたんだ。 道路からは田んぼの畦道を通って裏口から入るのが最短ルートなんだけど、裏口の門の近くの漆喰に、右半身がめりこんだ状態の女性が昼夜問わずにいたんだ。 黒髪で、白っぽい長袖ワンピースみたいな格好で、全体的に薄い。 昼間は我慢できるんだけど、夜はまじで無理!って感じだった。 でもある日、じいさんがグズる俺にキレて、漆喰の壁をバンバン叩きながら 「どこにそんなん....
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砂風呂

昔ね、友達と海に行った時の話なんだけど。 砂風呂をやろうとして、あんまり人目が多い場所だとちょっと恥ずかしいから、あんまり人気のないところで、友達に砂かけて埋めてもらったんだ。 顔には日よけのパラソルがかかるようにしてもらって快適だったし、すぐにウトウトし始めた。 その時、不意に誰かが近づいてくる気配がして 「オキテタラヤル」 と、若くはない女性の声でしゃべったのよ。 友達の声じゃなかったし、妙に抑揚が無いしゃべり方だった。 かなり眠かったから無視したん....
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ヨシユキ様

うちの地域では俺の母親が子供の頃あたりまで、男の子でも女の子でも3〜4歳くらいになると必ずあやとりを覚えさせられた。 技は一種類だけで『蛾』と呼ばれるもの。 これはけっこう複雑な取りかたをするが、素早くできるようになるまで何度もくり返し練習させられたそうだ。 今は産業としては成り立たなくなっているが、ここいらは昔は養蚕が盛んで、集落の裏の山(400mほど)のなかほどに『蚕霊塔』と呼ばれる供養塔がある。 こういう供養塔は明治以降、製紙工場の近くに作られたのが多いが、....
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遠泳

鳥取の海で今から10年か12年前かな? 冷静に考えたらありえない生き物みました。 確か小学校4年と6年にある臨海学校で鳥取砂丘? の近くだったのかなぁ……。 砂丘に行った覚えあるんだけど、砂丘の近くだったか覚えてないや。 泊まった民宿の名前は覚えてるんだけど……。 んでまぁ、とりあえず4年と6年に、うちの小学校は鳥取の海で泳ぐんですよ。 4年が600メートル、6年が1200メートル。 書いてて思いだしてきたけど、やっぱり6年生の時の臨海かな。 その年の海は、物....
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ピー助のタンポポ

あまり心霊と関係無いかもしれないけど……。 小さい頃、夏祭りで親に泣いてだだこねてヒヨコを買ってもらった。 私はその場で「ぴー助」と名前を付けた。 凄くかわいかったが、夏祭りで売ってる動物は大抵短命で、ピー助も例に漏れず一週間足らずで死んでしまった。 死んだ日はショックで学校にも行けず、ずっと家で一人で(親共働き)ピー助を抱いて泣いていた。 帰ってきた母が 「いつまでもメソメソしててもピー助は戻ってこないよ。早く泣くのやめて、うちの畑に埋めてあげな。そうし....
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シチトウ

長い話になるので、何日かにわけて書き込むことになりそうなのでまず御了承下さい。 私の祖母は大変花が好きな人で、庭にはいつもたくさんの花が咲いていました。 私は小さい頃から花は好きなのですが虫が苦手で、家の中から庭を眺めることはあっても庭に出ることはほとんどありませんでした。 ある日小学校から帰ると家の中には誰もおらず、ふと庭を見ると祖母が花に水をやっていました。 誰もいない家にいるよりは……とそっと庭へ出ました。 祖母はすぐに私に気付き、めずらしいね、みたいなこ....
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Y子の思い出

遠い昔、小学2年生の時に体験した実話。 夏休みのあと2学期がはじまり学校へ行くと、教室の窓際の机の上に花が置かれていた。 まだガキだった僕はその意味を知らず気にも留めなかったのだが、家に帰ってその話をすると母が 「夏休み中に誰か亡くなったのかな? 可哀想に」 という話。 翌日学校へ行くと、あの花はもう無くなっていて席にはY子が座っている。 「昨日、花無かった?」 とさりげなく聞いても 「知らない」 という返事。 1学期から誰かが欠けていないかクラスの連中を....
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イギリスのホテル

高2の夏、イギリスでホームステイをしてた。 同じ学校から8人参加していて、日本に帰る前日はロンドンの結構立派なホテルに泊まった。 2名1室で、隣同士の部屋、離れた階の部屋、さらに離れた階の部屋の4室に分かれることになり、自分と同じ部屋になったAさんは、一番離れた部屋の鍵をもらって部屋に向かった。 数年たった今なら、家具の配置なんかが心理的によくなかったのかなぁ、と思うのだが当時はドアを開けて部屋を見た瞬間、綺麗なんだけれど、よく分からない気持ち悪さがして何だかそわそ....
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もんじょこき

小学生だった時の話です。 実家は秋田。 田舎なんで家も庭も広いんですよ。 庭には御稲荷さんの祠があります。 ある日、俺が寝ていると夜中にむっくり起きて廊下をぴょんぴょん跳ねる、奇声をあげる。 親と祖父母が何事かと思って起きてきて、親父が俺を取り押さえたら、ぱったり居間で寝たそうです。 意識は多少ありました。 なんか、川の真ん中にある祠?かなんかから大きい何かと小さい何かに交互に押さえ付けられる幻覚?と、弟の泣き声だけ覚えがありました。 その後も1時頃に....
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ノック

まだ10代のころ、生まれて初めて一人暮らしをした。 住み始めて3〜4ヶ月経った頃、夜中にトイレに行くと、玄関のドアを「トントン」叩く音がした。 ちゃんとインターホンもあったんだけど、気付かなかったのかな?と思い、玄関ドアの覗き穴を見ると誰もいない・・・ そのときは気のせいかなと思って、そのまま寝た。 そんなことはすっかり忘れて数か月、私は深夜のバイトを始めた。 ある日、深夜に帰宅して玄関で靴を脱いでいると、また玄関のドアを「トントン」と叩く音がした。 ....
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地方の古着屋

前に叔父から聞いた話を紹介したいと思います。 おそらく二、三十年前、叔父が様々な地方を巡って仕事をしていたころ、ある地方都市で一週間、ビジネスホテルで生活しながら働くことになった。 叔父はそのホテルの近くに、変わった古着屋が建っているのを見つけた。 そこは一階が古着屋、中の階段を上がった二階がレコード屋になっている店で、二階に中年のおじさん、一階に若い店員がいたという。 店の雰囲気から、中年のおじさんの方が二つの店の店主らしい。 どちらも古びた洋風の内装とやや暗....
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7月6日

これは4年前の7月6日に体験した出来事です。 現在急ピッチで建設が進んでいる常磐新線、通称つくばエクスプレスはご存じでしょうか。 研究学園都市つくばと東京都心を直結する新しい通勤路線ですが、この常磐新線は北千住駅で常磐線や東武線、都心へ向かう各地下鉄線と接続することになっているため、北千住駅の北側で荒川を渡るとすぐに、常磐線・東武線と交差しなければなりません。 しかもここは常磐線と東武線が交差している部分でもあり、また住宅密集地でもあるため用地の確保が難しい場所でも....
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花魁淵

塩○市の奥地、花魁淵に来ていた。 今は深夜1時過ぎ。 まだ少し昼の暑さが残っている。 この場所は、関東の西では有名なスポットだ。 戦国時代、武田信玄の軍資金源となった「黒○の金山」が近くにある。 武田氏滅亡の折、この金山の秘密を守るために、五十人以上居た近くの遊郭の花魁を集め、張り出して設置した舞台もろとも、川に丸ごと沈めて皆殺しにしたという場所だ。 最後まで読むと祟られるという、碑看板の近くに止めて、車を降りた。 今回のメンツは、いつもの通り嬉々として....
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裏拳ジジイ

高校のときの話です。 僕は、学力の関係から地元の高校には行けず、電車で隣町の高校に通っていました。 ある朝、いつものように地元の駅へ行くと、たくさんの人が行き交う雑踏の向こうの方から真っ赤なシャツを着た、60歳くらいの、頭のハゲたおじいちゃんが歩いてきました。 最初は赤いシャツに目が行ってたのですが、すぐに、そのジジイの目が空中のあらぬ方向を見て、まるで酔拳のような動きでこっちに近づいてることに気がつきました。 何か危険なものを感じた僕は、そのジジイを避けるように....
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ツリーハウス

これまでの洒落怖では森の中で幽霊と遭遇する話がよくでていますよね。 僕が体験したこの話も、そんな森の中での話です。 「やることないね」 小学生6年の夏休み。 家でゲームをすることに飽きた僕たち四人は、小学生のくせに暇をもてあましていました。 「半年前くらいにさ、理科の授業で断層を見にいったじゃん。あそこでロッククライミングしない? スコップとか縄とか持っていってさ」 当時の僕たちの遊びといえば、ゲームか近所の公園でサッカーばかりでしたので、このアウトドア的な発....
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袋叩き

7〜8年位前の私の体験です。 夏に、親父と私(小学生)が2人で車に乗って出かけた事がありました。 目的はよく覚えていないのですが、確か祖母の家に行くとか、その様な感じだったと思います。 夜の10時くらいでした。 親父がタバコを買うのでちょっと待っていてくれ、と言い住宅街の暗い夜道の脇に車を止めました。 車には私一人です。 私は車の窓を何気なく開けました。 車を止めた場所からすぐ近くにあった、学校らしき建物。 そのグラウンドの上に誰かいるのが、薄暗い灯り....
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コンビニバイト

社会人ドロップアウトして1年ぐらいブラブラしてたんだけど何かしなきゃと思い、いい年こいてコンビニバイトなんて始めたのさ。 「将来自分でコンビニをしてみたくて、勉強させていただきたい」的な事面接で言ったもんだから、そこのオーナーが真に受けて俺を深夜店長で雇ってくれた。 で、嘘から出た真というかそれなりに真面目にやってたんだよ。 うちの店はDQNの溜まり場として有名で、俺は自分がシフトに入ってない時は近隣のコンビニも含めて見回りするのが仕事みたいになってた。 夏休みが....
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じゃあ、書く。私の家族のこと。 私の家族はけっこう普通じゃない。 こんなこと書いてる私自身もいま普通じゃないけど。 詳しく書いてく。 えーっと簡単に箇条書きすると 父親(54)水道とか浄化槽関係の仕事についてる。家があるのになぜか車中生活してる。ものを全く捨てることができない。変人。 母親(45)金融関係の仕事をしている。変人。 姉(25)保育士。変人。自傷癖あり。過食症状あり。わけのわからないひとりごとあり。変人。 私(20)大学生。重度の収集癖....
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お守り

長文投下。 昔勤めてた会社であった話を投下する。 中か小かってサイズの会社で、社長はワンマンで上司はイエスマンが多く、おまけに社内イジメが横行してて人間関係は良くなかったが、個人的に友人はいた。 友人は俺より少し上の30代で、ちょっと陰のある渋い男前だった。 飲みに行く仲になって聞いたんだが、社会人に成り立ての頃に長い付き合いの彼女を亡くしたそうだった。 事故で死んだ彼女とは婚約してたそうで、まだ結婚してなかったから葬儀や墓の手配は彼女の実家がした。 遠方....
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漂着した無人船

海の話です。 戦中生まれの私が幼少のころ、祖父より聞いた話です。 その祖父は、さらに彼の祖父が話してくれた、と言っていましたから、そうとう昔の話だと思います。 ひなびた漁村では昔から、その村行きに流れ着いた漂着物はその村の所有物になる、というのがならわしでした。 ある日、嵐もなく、凪の日にの朝に、大きな帆船が村の沖に流れ着いたそうです。 帆は降ろされていて動かないので、村の人々は手漕ぎの小舟で船に近づいて、声をかけましたが何の反応もない。 しかし、投錨されてい....
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お盆に家にいてはいけない

お盆なんで体験談を。 実体験なんで長文のわりにあまり怖くないかも…… 今から数十年前の話。(実家時代四国地方です) 中坊の夏休み前友人Sがお盆の一日だけ家族が居ないので泊まりに来いと誘いがあった。 Sの家は先祖代々農家でその当時蔵まである立派な旧家。 家族も7人いました。 当日は3人で泊まりに行きゲームしたりして楽しく過ごしてました。 が、夜の10時過ぎ頃から急にSのテンションが明らかにおち、心配になり色々聞いてみた。 理由は「実はお盆の一日だけ毎年幽....
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トラウマの山

携帯でまとめサイト見てたら、『バイク乗った爺さんが、山で物の怪に遭遇』って話見つけて。 そういえば、うちの親父も「小さい頃山に行った時に妙な物見た」って話をしてたのを思い出した。 洒落怖かは分からんが、「親父はその体験がトラウマで山には入れん」とか言ってるので書いてみる。 親父が小学生の時、日曜日に爺ちゃん(親父の親父)と某山に山菜取りに行ったそうな。 山の麓に車を駐車して、歩いて山道に。 そして山道から横に分け入って、木が鬱蒼と生い茂る場所で山菜探し開始。 ....
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posted by kaiitan

スレ違いだったら申し訳ない。 最近友人に話したら怖いと言われた実体験。 事の始まりは私が小学一年生の時だと思ってる。 隣の家の同級生Tちゃんと下校中に帰り道の国道で変なものを見た。 私たちが歩いてる歩道とは反対側の田んぼの淵にサッカーボールくらいの塊があるのだ。 何だろうと二人で目を凝らすと、それは犬の頭のように見えた。 まだ子供だった私たちは、特に怖いとは思わずにそのまま何事も無かったように帰宅した。 翌日、登校している時にもその塊はまだあったが、やは....
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山の中国人

うちのジイサンの話だが、聞いたのは親父からだ。 ジイサンの住んでた実家は北陸のほうなんだが、場所はちょっと勘弁してくれ。 ジイサンが40代の頃、自分の持ち山に入って山菜採りをしていた。 それが夕方になって青い顔をして帰ってきて、履物を脱ぐなり「山の中国人に目をつけられた」と言った。 家のものは誰もその意味がわからなかった。 その地方には山に中国人が住んでるという言い伝えのようなものはなかったし、見た人もいなかったから。 ほとんど外国人が住んでいるとこではなかっ....
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