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騒音トラブル

タグ: 人怖 呪術
大学時代に味わった後味悪い話。

私が住んでいた部屋の真上にあたる部屋の入居者が入れ替わった頃から、朝は4時や5時から、夜中は2時や3時まで大音量の音楽が響いてくるようになりました。
当時私はその部屋で暮らして7年目でしたが、集合住宅には付き物の、いわゆる生活騒音(足音やドアの開閉音など)などとは別物である大音量の音楽というのは初めてのことで、しかも早朝から深夜までずっと鳴り続けているためにかなり驚きました。
騒音被害に遭うと異様に神経が尖ってしまい、家にいても「いつ音が鳴り出すか」とビクビクして常に緊張状態、まったく気の休まらなくなる人が少なくないそうで、繊細さのかけらもない神経の図太い私ですらその例に漏れず、精神的にかなり参ってしまいました。

自分でどうにかするしかないので、部屋にいる間は常に耳栓、テレビを見るときもヘッドフォン。寝る時ももちろん耳栓。
それでも音楽は聴こえてくる。特に重低音が凄まじく響く。
しかも音楽に合わせて踊ってるようで、歩くのとは違うドスンドスンという音がリズミカルに続く。
友達とかが遊びにきた時も「この音のでかさは酷過ぎる」と本気でびっくりするほどで、だけど管理人さんやマンションの仲介業者に言っても「我慢して下さい」だけ。
仕方なく自分なりに色々工夫して我慢したけど、いよいよ本当にノイローゼに陥りかけて、意を決して本人に直接「もうちょっと音量下げてください」と頼みにいくことにしました。
どんな人が住んでるか知らないので怖い男の人とかだったらどうしようと不安だったり、ご近所トラブルでの殺傷事件のニュースとかもあるからかなり怖くて勇気もいったけど、その時は「このままだと気が狂って私が人殺しになってしまう、家族や皆に迷惑をかけてしまう」と本気で思うほど追い詰められていたので、行くしかありませんでした。

上の部屋の音楽は廊下にも響いていて、階段を上がるとますます大きく響いていました。
チャイムを鳴らすとドアはすんなり開いて、音楽も最高に大きくなって、相手が出てきた。
住んでいたのは日本人ではなく、国はわかりませんがとにかく彫りの深い顔立ちの外国人の女性。
日本に住んでいるのでカタコトには日本語を話せるようで「なんですか」と聞かれたので、下の部屋に住んでいる者であること、音楽が響いて困っていることを必死に声を落ち着かせながら話し、「音楽のボリュームと踊る音をあと少しどうにかしてください、お願いします」と頭を下げました。
相手は「わかりました、ごめんなさい」と素直に言ってくれて、その瞬間、ああこれでもう毎日毎日あの音楽と踊る音に悩まされなくて済むんだと、本気で安心して体が震えて、部屋に帰ってから音楽も踊る音も聴こえてこないことが嬉しくて嬉しくて、大泣きしました。

それで一件落着かと思ったのですが、その2日後から妙な嫌がらせが始まりました。
私の部屋のドアの前に生ゴミ(フライドチキンか何かの骨とか)や、時にはタンやゲ○等が撒かれていたり、帰ってくるとドアに生卵がぶつけられていたり、明らかに蹴られた跡があったり……
中でも一番不気味だったのは、毎日毎日ポストに小さく折られた紙が入れられていることでした。
その紙には、どこかの国の全然読めない文字(だと思う)がびっしり書き込まれていました。
例の女性とはエントランス等でたまに鉢合わせしましたが、すれ違う時にいつも必ず、彼女の母国語でぼそりと何かを、明らかに挨拶とかのトーンじゃない声でぼそっと呟いていきました。
嫌がらせもこの人だろうなと思いましたが、これ以上は関わらない方がいい気がして、なるべく無視しました。

生ゴミや生卵に関してはさすがに業者や管理人さんも動いてくれて、その嫌がらせは割とすぐに消えました。
ただ、ポストの紙だけはなくならず、私はだんだんその紙にに書かれた外国語の意味が気になり始めました。
でも手持ちの辞書には載っていないし、英語以外の外国語を専攻している友人達に聞いても、みんなわからないとのこと。
相変わらず紙は入れられ続け、音やゴミのような実害は無いとはいえ、やっぱり気味が悪くてかなり憂鬱な気分になりました。

そうした中、友達の彼氏がとっているゼミの教授が世界旅行好きで色々な外国語にも詳しいと聞き、ダメもとでその教授の元に行き、おおまかな流れを話したうえで例の紙を見てもらいました。
教授は「なんとなく覚えがあるような気がする」と言い、ちょっと調べたいからと紙を借りたいというので、もちろん私は教授にそれをお願いして、わかったらまた教えてくださいと頼んでその日は帰りました。

で、二週間ぐらいしてからその教授に呼ばれ、再び友達と一緒に教授の研究室に行きました。
そこで「最近何か悪いことは起こってないか」と質問され、何でそんなことを聞くのか不思議でしたが、とりあえず最近思い当たることとして「シャワーを浴びてたら急に真水になって風邪をひいた」ということと「自転車に乗っていたら、途中でいきなりブレーキが壊れて転倒して、右足を軽く捻挫した」ことなどを話しました。
すると教授が、今度はいきなり「引越しの予定はあるか」と聞いてきて、私はますます不思議に思いました。
何でですかと聞いても、言葉を濁されて、わけがわかりません。
しかも、本題でもある肝心の例の紙についても、曖昧に誤魔化して教えてくれません。
ただ私もさすがに今までのトラブルで嫌になって、実際に新しい部屋探しなどもしていたのでそう伝えると、教授は
「なるべく早くしなさい、私も部屋探しにも協力する」
と言い、更に例の紙について
「これからは絶対に見ないで、持ってこれる時に自分のところに全て持ってくるように」
とかなり真剣に言われました。
「何かまずいものなんですか?」
と尋ねても
「あとでちゃんと説明するから」
と誤魔化されました。

教授は本当に協力してくれて、更に友達の力添えもあり、新しい部屋は比較的早く見つかりました。
来月末に退去しますと業者と管理人さんに伝え、引越し準備をせっせと進めました。
その間も紙は毎日ポストに入れられていましたが、言われた通り見ずに箱に溜め、全て教授に渡しました。
あの女の人とも何度もすれ違い、やっぱり決まって何かをすごく嫌な口調で呟かれましたが、無視し続けました。

そして無事に退去日を迎えました。
7年住んでた部屋なので出るのは結構寂しかったですが、もうあの女の人と会うこともないと思うと晴々した気持ちになりました。

新しい入居先でも荷物の整理が済み、ようやく生活が落ち着いた頃、教授にあの紙のことを聞きました。
教授は
「聞くとショックを受けるかもしれないから、できればこのまま忘れてほしい」
と言って渋りましたが、ここまできたら聞かずに忘れることのは無理なので、必死にお願いしてどうにか教えてもらいました。
教授いわく、あの紙にびっしりと書き込まれていたのはおおまかにいうと『呪いの言葉』だそうで、
『少しずつ不幸になれ、徐々に大きな不幸に見舞われろ、じわじわと苦しめ、やがて何よりも苦しい死を迎えろ』
というようなことが延々と繰り返されていたとのことです。
なんでも、そういう呪い方も昔は実際にあったとか……??
「あくまでも古い言い伝えや童話みたいなものだから、実際の効果なんかあるわけないけどね」
と教授は言いましたが、なんとなく引っ掛かってもいる様子で、私自身も、あのシャワーの故障とかブレーキの故障が、『少しずつ不幸』の段階にあたるものなのかなとふと思ってしまい、正直ゾッとしました。
呪いなんてもちろん迷信だろうし、故障があったも単なる偶然でしかないと思い今でも信じてませんが、効果云々ではなく実際に本気で呪われていたことと敷金礼金が全く返ってこなかったことが後味悪かったです。

876 :本当にあった怖い名無し:2008/12/20(土) 16:22:19 ID:rAh6uYjE0

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